白山眼鏡店上野本店に3年ぶりにおとずれました。相変わらずのリアルブレードランナーの佇まいですね。3年前はちょうど新型コロナの真っ只中で、アメ横界隈も人通りも閑散としていて静かな感じでしたが、今回は打って変わって『安い日本全開』ということで、多くの外国人でごった返していました。
開店より少し早く着いてしまったので、久しぶりに上野の街をぶらぶらとさせてもらいました。
白山眼鏡店に程近いABABもついに閉店ということで、また一つ昭和のランドマークが消え去ることになりますね。残念といえば残念ですが、オッサンのノスタルジーに浸っていられるようなご時世でもないのかもしれませんね。
時間があったので上野公園で初めてちゃんと西郷さんに面会してきました。上京して40年近くになりますが、意外と行かないもんですよね。上野公園も半分以上は外国人観光客といった感じで、ずいぶんと遠いところにきてしまったんだな、という印象です。私にとっての上野公園といえば、パンチパーマのおじちゃんやおばちゃんに会える下町といった印象でしたが、そんな風情の人々もすっかりどこかにいなくなって久しいといった感じです。
上野公園の立派な大木からの『木漏れ日』を撮ろうと思ったのですが、役所広司さん扮する平山のようには上手に撮れませんでした。それにしても、昨年公開されたヴィム・ヴェンダース監督の『パーフェクト・デイズ』は、私にとって人生最良の映画の一つとして残り続けていくんだろうなと思います。ちなみに、上野公園にも『西郷銅像下公衆トイレ』があります。今にも平山が清掃にやって来そうな気がします。
3年ぶりに新調したメガネがこちら。実は今使っているフレームと同じHANKで、少し緑色が入った色違いにしました。最初は別のフレームにしようと思っていましたが、近眼と老眼のハイブリットなので、お店の人にもそれなりに高さのあるフレームを勧められ、それじゃあ同じフレームでいいか、となりました。
お値段はフレームとレンズセットで6万6千円(税込)でした。要するに税抜き6万円ということですね。キリが良いお値段なのでセット価格ということなんでしょうか。明細をしっかり確認しなかったのでなんとも言えませんが。。。
老眼のほうがだいぶキツくなってきていたので、近くの見え方を調整してもらいまいました。これで近くを見る時にメガネを外したりといった煩わしさがだいぶ軽減されると思います。PCで作業する時間が長いので、引き続きブルーライトカットコーティングもつけてもらいました。
3年で眼鏡が合わなくなるなんてこれまでなかったことです。まあ、目に限らず、老化現象が加速度的に進行していることの証左ですよね。こればかりは致し方ないと諦めるのが正解なんだと思いますが、いろいろと寂しくなっていくことを実感する休日の上野でした。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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コメント
携帯とか見る時に老眼困りますよね。。私も遠近両用にするのにフレーム付きの眼鏡になりっました。上野も久しぶりに行きたいと言っていたのですが、外国人の方が増えて雰囲気変わっちゃたんですね。
コメントありがとうございます!
私も老眼がこんなに大変だとは思ってもいませんでした。メガネを付けたり外したり、なかなか面倒ですよね。
上野や谷根千界隈はもともと好きなエリアだったのですが、最近の外国人の多さには息が詰まるような思いです。
大事なインバウンド需要だとは思うのですが、私のような古い人間には、昔ののんびりとした雰囲気が懐かしく思い出されます。