自動車税の季節

新型ジムニー

5月ということで自動車税の季節です。サラリーマンの私としては、身銭を切って納税する実感を味わえる数少ない瞬間のひとつです。時節柄ということでベストカーWebにも『「軽は経済的」は時代遅れ? 軽vsコンパクトカー 維持費をガチで比較すると月3000円差だった』と題する記事が掲載されました。内容は記事を読んでいただくとして、確かに計算すると1500ccのコンパクトカーと軽自動車では、月額にすれば3000円程度の差しかありません。でもこれって、『日額コーヒー1杯分でこんな充実した保証が受けられます!』的な保険かなんかの宣伝文句に近いんじゃないかという気がするんですよね。

維持費とは言えほぼ全額税金

税金の計算

モノやサービスに対価を支払うのと違って、同じ金額を払うにしても、税金はできれば払いたくないというのが人情じゃないかと思います。私の場合もジムニーが初めての軽自動車で、1200ccのコンパクトカーから乗り換えたわけですが、自動車税が約1/3になってずいぶんと得した気がしました。今どきの軽自動車は高性能で、コンパクトカーと比較しても車幅が狭いぐらいの違いしか感じられないと思います。なので、なおさら税金が1/3の軽自動車は経済的に感じるのだと思うのです。

地方では一人1台が当たり前

私の場合自動車は1台しか所有していないわけですが、地方などでは日常の足として家族一人に1台なんて当たり前ですよね。その場合一世帯でコンパクトカー3台所有するケースと、軽自動車3台所有するケースでは、5月に支払う税金の差額は年式にもよりますが約6~7万円にもなってしまいます。これって無視できる金額ではないと思うんですよね。

軽はやっぱり経済的

私としてはベストカーの記事に文句をつけるつもりはないんですが、軽自動車はやはり経済的だと思うのです。地味なところでは高速道路の料金も少し安かったりします。失われた数十年などど言われ、人々の所得が伸びない中で、税や社会保険料はじわじわと上がってきました。そんな状況だからこそ必然的に軽自動車に人気が集まっているということもあるでしょう。まあ、経済学的には軽自動車より登録車が売れたほうが何かといいのでしょうけれど、『無い袖は振れない』という状況に、色んな意味で追い込まれてきているというのが、今の日本の偽らざる現実なんだと思います。

最後までお読みくださりありがとうございます。


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