初めてのロングドライブ復路編

さて、復路は大館市に最近誕生した「秋田犬の里」から始まります。

秋田犬の里

秋田犬の里
かつての渋谷駅舎

建物の外観は、かつて忠犬ハチ公が主人の帰りを待ち続けた渋谷駅舎をモチーフにしています。スクランブル交差点もなく、DJポリスもいない時代の話です。それにしてもなかなかモダンな建物だったんですね。ちなみに私はハチ公派ではなくモヤイ像をよく利用していました。

駐車場では大先輩の隣に停めさせていただきました。JA11かっこいいです。

展示室では本物の秋田犬を見ることができます。しっぽがクルンと巻いているところがポイントです。

十和田湖へ

素晴らしい天気の十和田湖

大館市を後にして、秋田県と青森県の県境にある十和田湖へ。展望台からは台風一過の晴天のもと絶景の湖を一望することができました。田沢湖よりも一回り大きな湖面で、ひときわ深い青が印象的です。

我泣き濡れて蟹と。。。
乙女の像
深緑の瞰湖台にて

十和田湖への道路はより角度のきついワインディングで、荒れた舗装のところもけっこうありました。しかし、ラダーフレームの岩のような剛性感のおかげで、不安なく快適なドライブを楽しむことができました。荒れた道でも神経質にならずにぐいぐい行けるのは、さすがジムニーの真骨頂といったところです。

東北道をひたすら南下

お昼過ぎに十和田湖を後にして小坂ICから東北道に入ります。あとは、浦和の出口を目指してひたすら南下します。ここでも、クルーズコントロールを80km/hにセットして走行車線を淡々と走ります。ジムニーのクルーズコントロールは追従機能はありませんが、80km/hという速度が絶妙で、後続車にはそこまで迷惑にならずに、かといって、前車に追いつくようなこともなく、これならACCは必要ないと思わせるものでした。今どき話題の「アオラー」の方々と遭遇する可能性もほぼありません。
高速道路を巡航していて改めて気がつくことは、ロードノイズの遮断が素晴らしいということです。長距離を運転すると、ロードノイズはドライバーをじわじわと疲弊させます。新型ジムニーでは、ボディマウントゴムが改良されたということですが、タイヤからの直接的な振動やノイズは見事に抑え込まれています。
それにしても発売から1年が経つというのに、新型ジムニーにほとんど遭遇しません。やはり絶対的な生産数が少ないということなんでしょうか。もともとそんなに台数の出る車ではありませんが、いまだに納車が1年待ちらしいので、まあ仕方ないのかもしれません。

復路の燃費は

復路は、浦和へ向かってゆるやかに下る傾向となるため、燃費にも好影響がありました。ついに20km/l超えを達成です。お盆の渋滞もピークを過ぎていたので、終点まで順調に走ることができました。

1泊2日、1200kmの旅

夜の10時頃浦和の出口に到着しました。約9時間の長距離ドライブ。途中SAで2回休憩をとりましたが、最後はさすがに少し疲れました。1泊2日で1200kmは私のような老体にとってはかなりの強行軍でした。しかし、ジムニーとの濃密な対話を楽しむことができたので、充実した2日間でもありました。

最後までお読みくださりありがとうございます。


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