川越スカラ座は自宅から電車を乗り継いで1時間半ぐらいかかる川越市にある映画館です。往復で3時間は結構な距離ですが、準ホームシアターと言ってもいいくらい頻繁に訪れていました。
お目当ては、上映後に開催される監督さんや役者さんによるティーチインを聞くためでした。最も最近訪れたのは、映画『メランコリック』の俳優さんたちによるティーチインでした。
メランコリックのような低予算で制作された映画は、いきなりシネコンでかかるようなことはめったにありません。川越スカラ座のような各地のミニシアターで地道に上映されるのが基本になります。ミニシアターは低予算でも良質な映画を育てる拠点でもあります。
ここにも新型コロナの影響が。。。
しかし、今は新型コロナの影響で、各地のミニシアターは閉鎖を余儀なくされています。そんな映画館を救おうと、いろいろな支援の動きがあるなかのひとつに、『仮設の映画館』という取り組みがあります。こちらから実在する上映館を選んで、vimeo経由で映画を見ると、上映館と配給にその収益が分配されるという仕組みです。
仮設の映画館はその名の通り、あくまで緊急避難的な仮設であり、映画を見る前には、『状況が改善したら、ぜひ、本物の映画館に足を運んでください』とアナウンスされます。
私も馴染み深い川越スカラ座を応援するため、仮設の映画館で『巡礼の約束』という映画を見ました。この映画は、新型コロナで閉館する直前まで、実際に川越スカラ座で上映されていた作品です。ここでは内容については触れませんが、チベット人監督によるとても良質な作品でした。
自分なりの応援の仕方で
今はグッズを買ったり、有料メルマガを読んだり、私なりに応援できることをやっていこうと思っています。それでなにかか劇的に変わるわけではありませんし、ただの自己満足に過ぎないことですが、このまま座して死を待つようなわけにはいかないと思うのです。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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