写真は先代のFIAT500の時代から使っているKUREのシリコンスプレーです。FIAT500は内装の立て付けがイタ車らしく、いろんなところからにぎやかな音が発生していました。その時に大活躍したのがこのシリコンスプレーと隙間テープです。
ジムニーに限らず昔の軽自動車は、ガタピシ音なんて気にしてたら乗っていられないようなところがありました。ところが最近では、組付け精度の著しい向上などで、軽自動車といえども非常に上質になりました。
私のジムニーもご多分に漏れず、岩のような硬いフレーム上に精緻に組み付けられた内装が乗っているという印象で、なかなか上質な室内空間が展開されています。しかし、ついに信号待ちでの停車中に、どこからともなくビビリ音が響いてきたのでした。
ジムニーは車の性格上、アイドリングストップなどは装備されていません。なので、信号待ちでもエンジンはかかりっぱなしですし、そこにきてこの熱波ですから、エアコンのコンプレッサーもフル回転なわけです。そこで、コンプレッサーの回転にシンクロするようにビビリ音が聞こえてきたということになります。
犯人はあっさり判明
犯人はコイツでした。ジムニーは内装デザインのアクセントとしてダッシュボードやドアハンドルに六角ボルト風のパーツを配置しています。コイツはちゃんと六角レンチがはまるようになってはいるのですが、あくまでデザインであって、ちゃんとした六角ボルトではありません。なので、レンチを当てて回しても空回りするだけでビビリ音が止まるわけではありません。
六角の頭の部分を手で抑えてやるとピタリとビビリ音が止まりました。こういう時はシリコンスプレーの出番です。頭の周辺あたりに一吹き吹いてやると、見事に音が止まりました。念のため、下に見えているネジもドライバーで締めてやりました。
ついでなので助手席側も同様にシリコンスプレーを吹いておきました。やはりビビリ音がするのとしないのでは、車から受ける印象が全然ちがうんですよね。ネットを漁ると、高級車でビビリ音が止められなくてディーラーが困っているみたいな記事もよく見かけます。ビビリ音ひとつで高級車がオンボロ車になってしまうというわけです。
ジムニーは高級車ではありませんが、ビビリ音はないにこしたことはないです。みなさんも、ビビリ音対策にシリコンスプレーを常備しておいてはいかがでしょうか。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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コメント
はじめまして。ビビり音の要因と対処、「まさにこれ!」って感じで役に立ちました。ありがとうございました。
追伸:私も59歳にしてJB64を終のクルマとしました。他の投稿含めて共感できることも多いです。今後の投稿も、楽しみにしています。
Coochan様
コメントいただきありがとうございました。
頻繁に更新できておりませんが、お時間のある時にお読みいただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。