ITmediaのサイトにiPhone大幅値上げのニュースが掲載されました。先月のエントリーでも予想した通り、円安による価格改定(最大4万円!)が実施されています。なんとも為替というのは無慈悲なものですね。とは言え、グローバル経済とはこういうものですから、日銀総裁の言うような“許容度”とは無関係です。今回、Appleは為替レートに従い“粛々”と値上げを実施したことになります。
私のお目当てのiPhone SE(第三世代)も5000円値上げされました。これも予想通りで驚くべきことは何もありません。日本は随分と安くなったんだなぁとしみじみ実感するだけですね。以前に政府主導で実施された携帯料金の値下げも、電話機代の割引が事実上禁止されたことによって、今となってはむしろ逆効果といった感が否めません。スマートフォンはもはや生活必需品ですし、日本の消費者物価指数も一気に押し上げられるのではないでしょうか。(この際、統計データが捏造される可能性については横に置きます。)
物価の経験則
経験則として、アメリカの消費者物価指数から2%引いたものが日本の消費者物価指数になると言われています。そうすると現在のアメリカは8%台ですから、本来なら日本は6%台ということになりますね。まあ、これはあくまで経験則なので一概に言えることではありませんが、今後物価が上がって仮に6%台ということになれば、近年稀に見る凄まじいインフレということになります。
インフレ対策と言っても
インフレや円安対策としては、一般論としてはゴールドや不動産などの現物資産を持つとか、外貨建て資産の割合を増やすなど、様々な方法があるのでしょう。とは言え、そもそも資産を持っていなければどうにもなりませんし、このまま放置していけば格差はますます開くことになるのは明らかですね。
私の場合、とりあえずの対策としては、今持っているiPhone8でいけるところまで粘るぐらいしか思い至りません。Appleのサポートもいよいよ崖っぷちとなったiPhone8ですが、あと何年粘れるかが勝負どころとなってきそうです。
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